<< 秋田のこくほ


「秋田のこくほ」 (2010年01月)

表紙
<表紙>

目次


桜と彫刻の小径/井川町
CONTENTS

  年頭のご挨拶
  秋田県国民健康保険団体連合会 理事長 齋藤正寧


  保険者紹介 井川町


  保健対策シリーズ No.335
  小児から大人までの健康づくりへ
  八郎潟町町民福祉課



  生活習慣病予防の食事 (社)秋田県栄養士会
  将来、寝たきりにならないために
  −骨粗鬆症予防の食事− 


  健康まつり特集
  北秋田市「健康・スポーツフェスタ2009」


  連合会のうごき


  連合会からのお知らせ


  きらめく国保スタッフ・連合会の日誌から

保健対策シリーズ
<335>
 
小児から大人までの健康づくりへ
 

【八郎潟町町民福祉課】 

 八郎潟町は秋田県最小面積で、平成の合併時に単独立町を選択しました。人口6900人弱の当町では、小児期から高齢まで幅広い年齢層の方々へ健康づくりの応援をしています。
 
子どもの頃から生活習慣病予防

 生活習慣病は、大人に限った病気ではありません。日ごろの食生活が大きな誘因となることは、皆さんご存じのとおりです。
 今年は、小児生活習慣病予防検診を小学6年生と中学2年生を対象に血液検査を実施し、事後指導を実施しております。採血は秋田厚生連湖東総合病院のご協力で、保健師、看護師、医師を派遣していただき、各学校で行いました。
 子どもの健康は家族で考えるべき課題です。子どもの血液検査を通して、各家庭へ健康に対する啓発活動も行うことができました。

 
健診事後教室で住民一人ひとりへアプローチ

 毎年、早朝総合健診として特定健診と各種がん検診を同時実施しており、住民に定着しています。これは職場健診を受けることができない方を主な対象としています。健診のお知らせは、各地区の保健委員から呼びかけていただく等、住民と一緒になった啓発活動を展開しています。
 町内5ヶ所の健診会場へ検診車等を移動させ、行っています。近年受診率の向上が課題でありますが、事後教室では結果をもとに予防検診の大切さを認識していただき、欠席者等へは電話や訪問で受診を呼び掛けるなど、小さな町でしかできないアプローチを意識し、今後も広報活動や個別への働きかけを続けていきます。

 
健康づくりへ目を向けて!「健康まつり」開催

 八郎潟町文化祭と時期を同じくして、「健康まつり」を開催しています。去る10月24日(土)には、町保健センターを会場に、国保連合会の協力により健康測定器具を使った体力測定、血圧測定を実施しました。また、八郎潟町食生活改善推進協議会のみなさんと共同で、生活習慣病予防のための食事レシピを作成し、試食も行いました。準備中から訪れる方も多く、スタッフは対応に大忙しで、昼食を摂る時間もずれてしまうほどでした。
 年1回のイベントではありますが、食生活改善推進協議会の皆さんは「準備した甲斐があった。また来年もよろしく」と話していました。口々に「ご苦労様でした」と声を掛け合うスタッフの姿を見ると、健康づくりには「にこやかなボランティアスタッフ」の存在がとても心強く感じます。

 
健康な体は、健康な歯から 子どものブラッシング教室

 正しい歯磨きを実践してもらおうと、幼稚園児、小・中学生を対象にブラッシング教室を開いています。町内の歯科医師から、ブラシの選び方や歯を磨く順番など、子どもにわかりやすく指導していただいております。虫歯ゼロを目指し毎年実施することで、効果が上がってきています。


 保健対策に特効薬はありません。新規事業を考えながらも、事業のやり方の視点を変えるなどして継続していくことが、保健対策に必要なことだと考えております。



保険者紹介 井川町

保険者紹介


【桜と彫刻の小径】
 彫刻コンクールで入選した彫刻と四季折々の桜が調和し、見て触れて楽しめる日本国花苑です。



特定健診受診率は目標値を達成
各種検診・健康相談等で住民の健康をサポート


 46年間実施している本町の循環器健診は、検査項目が特定健診より多く、国保や社保加入者を問わず40歳以上を対象にしています。特に今年は、長期未受診者への個別勧奨や夜間受診日の設定などにより、特定健診等実施計画の受診率の目標値53%を達成しています。健診後には結果説明会を開催し、特定保健指導該当者のみならず、事後指導の必要な方への指導を実施しています。また、健診と同時実施のがん検診、自己負担を10000円としている人間ドック・脳ドック事業、各町内単位で開催している健康講座などの各種検診や健康教育・相談を実施し、疾病の早期発見や生活習慣の改善に努めています。
 広報活動については、町広報に隔月で国保制度、国保税の改正、医療費分析や検診事業などを掲載しています。
 今後は健診の更なる受診率向上対策(特に長期未受診者や40〜50歳代)、頻回・多受診者や高額医療費の分析を徹底し、医療費の適正化を進めていきます。









国保主管課長より一言
町民課長 鈴木敏昭

 個別へのアプローチで予防に努める


 国保制度を取り巻く環境が変化する中で、景気低迷や後期高齢者医療制度開始により収納率が低下し、予算編成や高額療養費による医療費増に苦慮しております。
 当町は安定化計画のもと、高医療費の要因分析やレセプト点検の充実強化等医療費の適正化を図り、腎機能検査の項目追加を検討しながら循環器健診を実施し、更なる受診率向上のために引き続き長期未受診者への個別勧奨などを充実させていきます。また、若者の一人当たりの医療費や受診率が高い傾向にあり、40〜50歳代の方の食生活を含めた生活習慣改善の健康教室や個別保健指導に力を入れ予防に努めていきます。







秋田県国民健康保険団体連合会