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「秋田のこくほ」 (2014年01月)

表紙
<表紙>




【太平山三吉神社の梵天祭】
激しくもみ合うことから「けんかぼんでん」と呼ばれ、毎年1月17日に神 の力‘‘三吉霊神’’にあやかろうと、威勢良く80余りの梵天が奉納されます。

CONTENTS

  新年のご挨拶
  秋田県国民健康保険団体連合会 理事長 齋藤正寧

  連合会からのお知らせ
  
  保険者紹介
   秋田市

  (保健対策シリーズ No.351)

  カラダよろこぶ!旬の食材 (社)秋田県栄養士会
  今月の食材「タラ」

  連合会のうごき/主な行事予定
保健対策シリーズ
<351>
 
利用者を第一
 

【秋田市】 

 当市の特定保健指導実施率は年々増加し、県平均および全国平均よりも高くなっています。利用者の都合に合わせ、訪問による個別面接を主としていることや、保健師や管理栄養士が健診結果を直接手渡し、同時に保健指導を行う方法が利用者の確保につながっているものと考えています。

【健康意識の改善は9割以上】
 特定保健指導終了後の利用者のアンケートから、健康意識の改善は9割以上、生活習慣の改善は5割以上、取り組みへの満足感は7割以上の人にみられました。食生活と運動を比べると、食生活の改善の割合が高くなっています。
 特定保健指導を受けて理解が深まったこととしては、およそ7割の人が「生活習慣改善の必要性」について理解を示し、6割の人が「健診結果から自分の体の状態」と答えています。
 また、平成22年度の保健指導利用者と未利用者について、翌年度のメタボリックシンドロームリスク数の変化を比較したところ、改善した者の割合は、保健指導利用者55.7%、未利用者43.9%、悪化した者の割合は、保健指導利用者13.4%、未利用者14.7%、変化がなかった者の割合は、保健指導利用者30.9%、未利用者41.4%でいずれも保健指導利用者に改善者が多くなっています。
 以上のことから、特定保健指導は健康の意識を高めるきっかけになり、生活習慣改善に取り組むことで検査値が改善し、メタボリックシンドロームのリスクを減らすことにつながっています。
 今後も一人でも多くの方に特定保健指導を受けていただけるよう、特定健診・保健指導の周知に努めるとともに、利用者のモチベーションが長く継続できるよう、指導内容の充実に努めていきたいと思います。







保険者紹介 水と緑豊かな公園都市

保険者紹介


 秋田市は秋田県のほぼ中央に位置し、日本海に面しており、市の東部には出羽山地、南部を雄物川、そして市街地を旭川が流れる、水と緑豊かな公園都市です。秋田市の街の歴史は、慶長7年(1602年)に始まります。佐竹義宣が常陸から秋田に国替えとなり、秋田氏の居城だった土崎の湊城に入城、同9年、神明山(現在の千秋公園)に新城を建設し、城下町の整備を進めました。この時築かれた城下町は、久保田と呼ばれ、現在の秋田市の原型となりました。明治22年に市制を施行、平成元年には、市制施行100周年を祝い、その記念として千秋公園に【御隅櫓】を復元しました。平成9年には「中核市」となり、人口約32万人の県都として発展を続けています。

【助成事業で加入者の健康保持増進を】
 秋田市国民健康保険の平成24年度における一人当たり医療費は、前年度比1.6%増の約35万9000円で過去最高となっています。被保険者の年齢構成では、65歳以上の前期高齢者の占める割合が約40%と高く、高齢者層の増加が医療費の増加につながっています。
 国保特別会計の財政規模は、平成25年度当初予算で約333億3000万円、保険給付費が7割近くを占めています。
 保健事業では、特定健診・保健指導のほか、疾病の早期発見・早期治療に役立ててもらうため、人間ドックの一部助成や、各種がん検診の自己負担分を助成しています。また、はり・きゅう・マッサージ費の一部助成により、加入者の健康保持増進に務めています。
 保険税の徴収については、平成24年度現年度課税分の収納率は86.87%、前年度比較で0.5ポイント増加しましたが、他の県内市町村や中核市と比べて決して高くないため、今年度はより多くの滞納者との接触機会の確保に務めながら、滞納処分の強化に取り組んでいます。








国保主管課長より一言
秋田市国保年金課長 石井 実

 秋田市民の死亡原因の第1位はがんによるもので全体の約3割を占め、以下心疾患、脳血管疾患と続き、全国の縮図のようになっております。取り分け、がんについては昭和53年以降第1位をキープしており、部位別では、男性は胃、肺、大腸、女性は、乳、大腸、胃の順に多くなっております。秋田市国民健康保険では、被保険者に対して市で実施する胃、大腸、子宮、前立腺それぞれのがん検診料を全額助成し、早期発見に努めておりますが、受診率は大きな壁にぶち当たったようになかなか上昇しません。早期治療によりご本人の健康寿命を伸ばし、ひいては国保運営の安定化に一役買ってもらうよう、今後も検診の大切さを訴えながら受診率アップの呼び水として助成制度を維持、拡大したいと考えております。







秋田県国民健康保険団体連合会